■ ID | 397 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | ストリッピングボルタンメトリーによる土壌試料中亜鉛、カドミウム、銅及び鉛の高感度一斉分析 |
■ 著者 | 石山高
Takashi Ishiyama
埼玉県環境科学国際センター 高橋基之 Motoyuki Takahashi 埼玉県環境科学国際センター 鈴木幸治 Koji Suzuki ジーエルサイエンス 古庄義明 Yoshiaki Furusho ジーエルサイエンス |
■ 出版元 | 日本地下水学会、(社)日本水環境学会、廃棄物学会、(社)地盤工学会、(社)土壌環境センター |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第10回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会、平成16年7月14日 |
■ 抄録・要旨 | ストリッピングボルタンメトリー(SV)による土壌中亜鉛、カドミウム、銅及び鉛の高感度一斉分析法を開発した。作用電極には水銀膜微小電極を選択し、バックグラウンド電流の安定性の観点から電解液は酢酸−酢酸ナトリウム緩衝溶液とした。最適実験条件下で作成した検量線は、0.2〜10μg/Lで直線となり、1μg/Lにおける相対標準偏差は2.8〜4.8%であった。本法の検出限界は従来の機器分析法よりも1桁以上低く、誘導結合プラズマ質量分析法に近いレベルであった。 実際の土壌汚染調査に適用したところ、汚染源の特定に有効であることが実証された。SVは多種多様な重金属元素の定量に応用できることから、今後、土壌中重金属の簡易計測法として大きく展開する可能性が期待されている。 |
■ キーワード | ストリッピングボルタンメトリー、簡易分析、土壌、重金属、一斉分析 |
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